芸術は爆発だ

この陣形を見て、「鶴翼の陣か」とか思った方は残念、不正解である。なぜなら①の機体が開幕早々に霧撒いてからエリア端まで後退するので。性質としては、以前の記事で書いていた陣形の中では横陣が近いと思う。というか、『カルネージハート　エクサ』に関しては、「鶴翼の陣」は初期配置としては向いていないというのが個人的な見解である。それについては後日の記事で、改めて触れるとしよう。
基本戦術としては、①が霧を撒いて視界を制限し、②③の機体がまっしぐらに突撃する、というもの。大抵は3対2なので数的不利になるが、ホイリーコーンは序盤に限定すれば全機種トップレベルの火力を発揮できるため、割と何とかなることも少なくはない。その火力ときたら、PSPの処理が追いつかなくて画面がカクつく程である。実に派手だ。また、開幕で霧を撒くことで視界が制限されているため、至近距離での殴り合いに持ち込みやすいのも大きい。たとえ弾切れになろうとも、遠距離格闘でガシガシ殴りにいく。もっと言えば、②③は撃墜されることを半ば前提としている。とにかく突っ込むことで、至近距離で4連自爆による超火力に巻き込むことが狙いである。よほど重装甲でない限り、至近での直撃に耐えられる機体はない（直撃すればだが）。②③が派手に散ったとしても、①は霧を維持しつつ判定勝ちを狙う。①が狙われた時、もし味方が残っていたらミサイルを撃ちながら逃げる。とはいえ大抵は残っていないので、ミサイルを撃ってから格闘で殴りにいく。至近距離だと相手も格闘を使ってくることがあるが、その時は電撃装甲の恩恵で動きを止められる。その間に殴る。まぁ、そこまでいくと勝ち目はすでに薄いため、大抵は精一杯抵抗した上で自爆することになる。①も4連自爆持ちなので、それによる引き分け狙い、という訳だ。
このチームで採用した陣形について、先程は「横陣に近い」と記述したが、基本的に正面戦闘を旨とする横陣とは異なり、霧で視界が限られている状態で両翼から奇襲をかける形になっている。そのため、挟撃陣とでも呼んだ方が適切やもしれぬ。相手との真向勝負となれば、以下の2通りが多いと考えている。

続いて相手が二手に分かれて対処しようとするパターン。視界が霧で限られていることもあり、このパターン（上図②）になることは結構ある。この場合もやはり②はすぐ落ちるが、③の方は大抵火力では勝っているので、何とかしてくれる……といいなぁ～。
とまぁ、こんな感じで火力で負けにくいように相手を誘導することも、この陣形を採用した理由である。……一番の理由は、味方の自爆に巻き込まれる可能性を減らすことなのだが。だって、巻き込まれて誘爆したらもったいないじゃないか。

とにかく最期まで抵抗した上で派手に散る。運が良ければ格上のチームでも食うことがある、我ながら豪快な仕上がりになったチームである。

今日はこの辺で。おやすみなさ～いﾉｼ